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赤ちゃんがいる家庭のJackeryはどれがいい?停電時に必要な容量と選び方

大きさの違う3台のJackeryポータブル電源を、赤ちゃんがいる家庭の夫婦が見比べているイメージ

赤ちゃんがいるからといって、いきなり2000Whクラスの大容量モデルを選ぶ必要はありません。

赤ちゃんがいる家庭のJackery選びでは、容量の大きさだけで決める必要はありません。

停電時に何を使いたいかによって、1000 Newで十分な家庭もあれば、1500 New・2000 Newまで容量を上げたほうが安心な家庭もあります。

ミルク用のお湯・スマートフォン・Wi-Fi・照明・ベビーモニターなど、一晩の基本的な停電対策なら、1000 Newでも対応しやすい容量です。

そこに加湿器や冷蔵庫も動かして翌日まで容量を残しておきたいなら1500 New、複数の家電や長時間の停電、室温管理まで余裕を持たせたいなら2000 Newが目安になります。

この記事では、赤ちゃんがいる家庭の停電一晩を想定した独自シミュレーションをもとに、1000 New・1500 New・2000 Newのどれが自分の家庭に近いかを判断できるところまで整理しました。

赤ちゃんがいる家庭のJackeryは何Wh必要?

Jackeryを選ぶときは、先にモデル名から探すより、停電時に何をどれくらい使いたいかを決めておくほうが失敗しにくくなります。

赤ちゃんがいる家庭で、停電時に電力を使いたい場面は主に次の通りです。

  • ミルク用のお湯を沸かす(電気ケトル)
  • 授乳や夜間の照明
  • スマートフォンの充電
  • Wi-Fiルーターでの連絡・情報収集
  • ベビーモニター
  • 冷蔵庫でミルクや離乳食を保存する
  • 加湿器で部屋の乾燥を防ぐ
  • エアコンなどによる室温管理

このうち、ミルク用のお湯・照明・スマホ・Wi-Fi・ベビーモニターは、多くの家庭で「一晩は必ず確保したい」基本セットになります。

冷蔵庫・加湿器・室温管理は、季節や家庭の状況によって優先度が変わる項目です。

基本セットだけで足りるのか、そこに何を足したいのかを先に決めておくと、この後のシミュレーションがそのまま自分の家庭の判断材料になります。

赤ちゃんがいる家庭なら3つを基準に選ぶ

使いたい家電が見えてきたら、次の3つを基準にすると3モデルを選びやすくなります。

  • 停電時に使いたい家電
    ミルク用の湯沸かし・スマホ・Wi-Fi・照明・ベビーモニターだけなら1000 New、冷蔵庫や加湿器まで含めたいなら1500 New以上が目安です。
  • 翌日までどれくらい容量を残したいか
    基本セットを一晩使うことを中心に考えるなら1000 Newでも対応できますが、停電が翌日以降も続くことまで考えて容量を多く残したいなら、1500 Newや2000 Newを選ぶ意味が出てきます。
  • 本体を持ち運ぶ頻度と重さ
    キャンプや帰省で車への積み下ろしが多いなら10kg台の1000 New・1500 Newが扱いやすく、自宅にほぼ据え置くなら17.9kgの2000 Newでも負担になりにくくなります。

価格も判断材料のひとつです。

1000 Newと2000 Newには10万円前後の差があるため、停電時に使いたい家電が少ない家庭ほど、無理に上位モデルを選ぶ必要はありません。

容量の目安は、家庭の人数によっても変わります。防災用Jackeryは何Wh必要?でも詳しく整理しています。

赤ちゃんがいる家庭の停電一晩をシミュレーション

基準だけでは、実際に停電した一晩をどのモデルで乗り切れるかが分かりにくいので、赤ちゃんがいる家庭の停電一晩(18時〜翌6時の12時間)を想定して試算しました。

以下は公式の消費電力データがない家電を含むため、一般的な消費電力を仮定した独自試算です。

使う家電(想定)消費電力の目安一晩の使用量(独自試算)
電気ケトル(ミルク用のお湯を4回沸かす)約900W約180Wh
スマートフォン2台の充電1台あたり約15Wh約50Wh
Wi-Fiルーター(12時間つけっぱなし)約10W約120Wh
LED照明(授乳時などに使用)約8W約100Wh
ベビーモニター(12時間)約3W約40Wh
基本セット合計約490Wh
(加湿器も8時間使う場合)約30W+約240Wh

この使用量を、AC変換ロスなどを見込んで表示容量の85%程度を実用値とみなし(一般的な目安)、3モデルに当てはめると次のようになります。

モデル実用容量目安基本セット使用後の残り加湿器も使った場合の残り
1000 New約870Wh約380Wh約140Wh
1500 New約1305Wh約815Wh約575Wh
2000 New約1735Wh約1245Wh約1005Wh

ミルク用のお湯・スマホ・Wi-Fi・照明・ベビーモニター、この基本セットだけなら1000 Newでも一晩を十分にまかなえます。

加湿器も長時間使いたい家庭や、翌日の日中まで電力を残しておきたい家庭は、1500 Newにすると残量にかなり余裕が出ます。

2000 Newまで上げると、この基本セットに加えて他の家電を同時に使う場面や、停電が一晩で終わらない場合にも対応しやすくなります。

室温管理まで含めたい家庭は、注意点があります。

エアコンは機種・設定温度・外気温・運転状況によって消費電力が大きく変わるため、「このモデルなら一晩中使える」と単純には言えません。

Jackery公式の検証データでも、1500 New(960Wのエアコンを冷房25℃・風量3の条件で使用)で約6時間という条件付きの数値が示されています。

それでも、真夏や真冬に室温管理まで電力を残しておきたい家庭なら、1000Wh台より2000Whクラスの余裕に意味があります。

ここまでの試算で、自分の家庭がどの使い方に近いかは見えてきたはずです。

停電時の使い方が固まったら、そのまま公式サイトで現在の価格を確認しておくとスムーズです。

1000 New・1500 New・2000 Newならどれを選ぶ?

ここまでの基準とシミュレーションを踏まえると、3モデルの違いは「何を優先したいか」で見るとはっきりします。

Jackery 1000 New・1500 New・2000 Newの選び分け図 持ち運びやすさを重視するなら1000 New、自宅の停電対策を優先するなら2000 New、その中間で容量と重さのバランスを取りたいなら1500 Newという3モデルの分かれ方を示す図 1000 New 持ち運び重視・基本の停電対策 1500 New 容量と重さのバランス 2000 New 自宅防災・容量の余裕
  • 1000 New → 持ち運びやすさ+基本的な停電対策
    キャンプ・帰省・車への積み下ろしが多い家庭向き。
  • 1500 New → 容量と重量のバランス
    1000 Newでは防災用として少し不安、でも2000 Newほどの重さは避けたい家庭向き。
  • 2000 New → 自宅防災と容量の余裕
    冷蔵庫やミルク用の湯沸かしまで我慢せず使いたい家庭向き。

この使い方なら1000 Newで十分、ここまで容量に余裕を持ちたいなら1500 New、ここまで備えたいなら2000 Newまで上げる意味がある、という判断は、次の比較表とモデル別の解説でさらに具体的にしていきます。

Jackery 1000 New・1500 New・2000 Newの違いを比較

購入判断に関わる項目だけを絞った比較表です。

数値は2026年8月時点でJackery公式サイトに掲載されている内容にもとづいています(1000 Newは現行の1000 New V3を基準にしています)。

モデル容量定格出力重量AC充電価格目安向いている家庭
1000 New1024Wh1500W約10.6kg73分¥109,800持ち運び・基本の停電対策
1500 New1536Wh2000W14.5kg90分¥149,800容量と重さのバランス
2000 New2042Wh2200W17.9kg2時間¥209,800自宅防災・容量の余裕

価格は公式サイトの通常価格の目安です。

期間限定セールで大きく変動することがあるため、購入直前には公式サイトで現在の価格を確認しておくと安心です。

保証はいずれも購入から3年+自動延長2年の5年間、バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンで共通です(サイクル数は1000 New・1500 Newが6000回、2000 Newが4000回)。

保証の細かい条件はJackeryポータブル電源の保証は何年?で解説しています。

ここから先は、赤ちゃんがいる家庭を想定して、それぞれのモデルがどんな家庭に向いているのかを具体的に見ていきます。

1000 Newが向いている赤ちゃん家庭

この使い方なら1000 Newで十分です。

  • 停電対策だけでなく、キャンプや帰省にも使う
  • 大人一人で車への積み下ろしをする機会が多い
  • 停電時はスマホ・照明・通信・ミルク用の湯沸かしが中心
  • 大容量よりも取り回しのしやすさを優先したい

停電一晩のシミュレーションで見た通り、基本セットだけなら1000 Newでも約380Whの余裕を残して使い切れます。

約10.6kgという重さは、キャンプや帰省で持ち出す機会が多い家庭ほど、日々の負担の差として効いてきます。

Jackery 1000 New を公式サイトで見る

1500 Newが向いている赤ちゃん家庭

1500 Newは、1000 Newと2000 Newの単なる中間モデルではありません。

次の条件に当てはまる家庭にとって、選ぶ理由がはっきりあるモデルです。

  • 1000 Newでは防災用の容量が少し心配
  • 2000 Newの17.9kgまでの重さは避けたい
  • 防災と持ち運びを両立したい
  • 基本セット以外にも、加湿器や冷蔵庫のぶんの電力を残しておきたい

停電一晩の試算で見た通り、1500 Newは基本セットを使ったあとも約815Wh、半分以上の容量が残ります。

1000 Newでは停電が長引いたときの残量が気になるものの、2000 Newほどの容量と重さまでは必要ない、という家庭なら、1500 Newが選びやすい位置にあります。

基本セット中心の一晩なら1000 New、容量と重量のバランスを取りたいなら1500 New、自宅据え置きで長時間の停電にも余裕を持たせたいなら2000 Newと、3モデルはきれいに分かれます。

Jackery 1500 New を公式サイトで見る

2000 Newが向いている赤ちゃん家庭

ここまで備えたいなら、2000 Newまで容量を上げる意味があります。

  • 自宅の停電対策を最優先に考えている
  • 冷蔵庫やミルク用の湯沸かしなど、複数の家電を同時に使いたい
  • 停電が一晩で終わらない場合まで考えておきたい
  • 頻繁には持ち歩かず、基本的に自宅で備蓄用として使う
  • 真夏・真冬の室温管理にも電力の余力を残しておきたい

停電一晩の試算では、基本セットを使ったあとも約1245Whが残るため、他の家電を組み合わせたり、停電が長引いたりしても対応しやすくなります。

Jackery 2000 New を公式サイトで見る

赤ちゃんがいるから2000 Newを選ぶ必要はない

赤ちゃんがいることだけを理由に、2000 Newのような大容量モデルを選ぶ必要はありません。

停電一晩のシミュレーションで見た通り、ミルク用のお湯・スマホ・Wi-Fi・照明・ベビーモニターという基本セットなら、1000 Newでも余裕を残して使い切れます。

大容量モデルが向いているのは、赤ちゃんがいるかどうかではなく、冷蔵庫や複数の家電まで同時に使いたいか、停電が一晩で終わらない場合まで備えたいか、という使い方の違いです。

何を使うか、何時間使うか、翌日までどれだけ容量を残したいか。

この3点で判断すれば、赤ちゃんがいるからという理由だけで、必要以上に容量を上げずに済みます。

キャンプ・帰省へ持ち出すなら重さも重要

赤ちゃんを抱いているときは、1000 Newでも同時に運ばない方がいい重さです。

ポータブル電源と赤ちゃんを片手ずつで運ぶような場面は、そもそも作らない方が安全です。

ただし、大人一人で車のトランクへ積み下ろしする場面で考えると、10kg台と17kg台の差はかなり大きく感じられます。

1000 Newの約10.6kgなら片手でも折りたたみハンドルを持って運びやすく、2000 Newの17.9kgは玄関から車まででも一度に運びきるのが大変になります。

キャンプや帰省で積み下ろしの回数が多い家庭ほど、この差は毎回の負担として効いてきます。

将来容量を増やしたいならPlusシリーズもある

今回比較したNewシリーズは、拡張バッテリーに対応していません。

「将来、家族が増えたり家電が増えたりしたら容量を足したい」という家庭なら、拡張可能なPlusシリーズも選択肢になります。

2000 Newと2000 Plusの違いはJackery 2000 NewとPlusの違いを比較で詳しく整理しています。

Jackery 2000 New:Jackery 2000 New
Jackery 2000 Plus:Jackery 2000 Plus

よくある質問

赤ちゃんのミルク用にJackeryは使える?

使えます。

一般的な電気ケトルは700〜1000W程度で、1000 Newの定格出力1500Wでも問題なく動かせます。

公式の目安でも850Wのケトルで約1〜2時間分の湯沸かしが可能です。

夜間の授乳でどのくらい電力が必要?

照明・スマホの充電・ベビーモニターを合わせても、一晩でおよそ190Wh程度です。

1000 Newでも十分に余裕を持って対応できる範囲です。

冷蔵庫まで使うなら何Wh必要?

冷蔵庫まで含めると、基本セットの約490Whより必要容量は大きくなります。

目安として、1500 New以上を検討しやすくなります。

ただし冷蔵庫の消費電力は、機種・容量・省エネ性能・室温・設定温度・ドアの開閉回数などによって大きく変わるため、実際に使用する冷蔵庫の消費電力を確認して判断してください。

詳しい容量の考え方は防災用Jackeryは何Wh必要?でも解説しています。

夏や冬の停電ではどの容量が安心?

エアコンは機種・設定温度・外気温・運転状況によって消費電力が変わるため、単純計算はできません。

それでも、真夏や真冬に室温管理まで電力を残しておきたい家庭なら、1000Wh台より2000Whクラスの余裕に意味があります。

1000 Newでも停電対策になる?

なります。

ミルク用のお湯・スマホ・Wi-Fi・照明・ベビーモニターという基本セットであれば、停電一晩の試算でも余裕を残して使い切れます。

1500 Newを選ぶメリットは?

1000 Newより容量に余裕があるので、加湿器や冷蔵庫を追加しても不安が少なくなります。

それでいて2000 Newほど重くないため、防災とキャンプの両方に持ち出しやすいのがメリットです。

2000 Newは重すぎない?

17.9kgは、頻繁に持ち歩く用途にはやや負担になります。

ただし、自宅に据え置いて使う防災用としてなら、重さより容量の余裕を優先する使い方に向いています。

NewとPlusはどっち?

今の容量で足りているならNewシリーズで十分です。

将来的に容量を足す可能性を残しておきたい家庭は、拡張バッテリーに対応したPlusシリーズが候補になります。

赤ちゃんがいる家庭のJackeryは、優先したいことで選べば大丈夫

ここまで比較すれば、あとは家庭で何を優先するかだけで決められます。

  • 持ち運びやすさと、基本的な一晩の停電対策を優先する → 1000 New
  • 容量と取り回しのバランスを優先する → 1500 New
  • 自宅防災と、長時間の停電への余裕を優先する → 2000 New

停電一晩の試算やキャンプ・帰省での重さの違いをふまえて、自分の家庭に近いモデルの価格とお届け目安を公式サイトで確認しておきましょう。

届く時期の目安はJackery公式サイトはいつ届く?にまとめています。

自分の家庭で停電時に何を使いたいかが決まれば、必要なモデルもほぼ決まります。